それぞれ内容は大違い!?BCP対策の種類と特徴を知ろう

オリジナルのBCP対策?

BCP対策は大きく2種類に分けられますが、そのひとつが独自BCP対策です。BCPは事業継続計画とも呼ばれるように、会社によってその内容が大きく異なるため、独自に策定することが最も近道です。とはいえ何もノウハウがない状態から独自にBCP対策を行うことは難しいですから、基本的にテンプレートを利用することになります。テンプレは、国や地方自治体が無料で配布しています。子会社である場合、親会社が配布するテンプレを利用してもいいでしょう。市販されている書籍を利用するという手もあります。テンプレよりもオリジナリティのある内容にできるのが利点ですが、作り上げるまでに時間が掛かりすぎることが難点です。いずれの方法も、手慣れていないとミスが随所に出てしまうもの。完璧を求めるのであれば、経営コンサルタント事務所に依頼することも有用です。相応のコストは掛かりますが、あらゆる事態を想定した内容のBCPが手に入ります。

国際規格のBCP対策とは

もうひとつのBCP対策は、国際規格に基づいていることが特徴です。そのうちのひとつはISO22301と呼ばれています。文字通りISO化されており、最も権威があります。2012年に始まったばかりなので、ISO規格としては知名度が低いですが、取得することで自社の危機管理意識の高さをアピール可能です。もうひとつの国際規格はBS25999と呼ばれています。ISO規格が出来上がる前は、大企業の多くがこれを導入していましたが、近年は下火になっています。基本的にBCP対策は独自に策定しておけば十分なので、今のところ国際規格を取得することはイメージアップが最大の目的と言えるでしょう。

BCP対策を策定する際は、コア事業を明確にすることが大切です。その上で復旧時間や代理拠点などを決めておくことで、有事の際に迅速な事業復旧を図れます。